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住宅ローン審査に影響?クレジットカード利用

住宅を購入する為のお金を借入れる融資の可否を決める、住宅ローン審査には、金融機関のみで判断する【事前審査】と最終的に融資を決定する保証会社が行う【本審査】があります。※フラット35の場合は、保証会社は利用しないので住宅金融支援機構が審査を行います。

その審査基準は各金融機関や保証機関によって異なりますが、【事前審査】では融資判定が不可能となった場合は、殆どがクレジットカード利用履歴が関係しているのです。

事前審査で融資が可能となった場合は、融資の【本審査】になりますが、融資審査必要書類の提出後に何か融資審査に大幅な変更事項(例えば、勤務先が変わった、大病を患った等)が生じたとか、書類に虚偽等が無ければ殆どが問題無く融資は実行されます。

小坂 輝

執筆者

第一支店支店長 小坂 輝

住宅ローン審査に影響する個人情報信用機関

1、全国銀行個人信用情報センター(※1945年全国銀行協会連合会設立、現在は組織変更して2011年に一般社団法人全国銀行協会として発足)。全国銀行協会が設置運営している機関となります。メガバンクと言われる3大銀行や都市銀行はもちろん、地方銀行、信託銀行、信用金庫、信用組合、農協など金融機関の大小規模を問わず、銀行系と言われる金融機関とその系列会社の保証会社やローン会社などはほぼ加入しています。

2、日本信用情報機構(JICC)。貸金業法に基づき信用保証機関として内閣総理大臣から指定を受けた、指定信用情報機関で加盟の6割が消費者金融。クレジット会社、リース会社、銀行、保証会社など加盟の業種は幅広くなっています。近年、大手消費者金融がメガバンク傘下となったりしている為、貸金業法による借入残高が年収の3分の一という総量規制が適用されない為に銀行傘下の消費者金融で返済に困り自己破産などに陥る方が問題となっています。

3、シー・アイ・シー(CIC)。割賦販売法、貸金業法に基づく信用情報機関として内閣総理大臣から指定を受けた指定信用情報機関として、クレジットカード会社、一部の消費者金融が加盟しています。

日本でお金を借りるとなると上記3つの個人情報信用機関の情報をもとに審査を受ける事になります。上記に加盟していなければ、いわゆる闇金融という事になります。

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住宅ローン審査に問題が出て来るクレジットカード状況

銀行内で審査する【事前審査】では、提出書類に虚偽があると審査で発覚しなければ単純に勤務先、その年収、自己資金から判断しますが、事前審査の最終判断は上記3つの個人情報信用機関によるクレジットカードの利用状況となってきます。

1、利用履歴があるカードキャッシング。一度も利用履歴の無い方のカードキャッシングは、負債とみなされませんが、カードを保有していて利用履歴がある方、特に何度も頻繁にある方は、その限度額が借入をしている負債とみなされます。負債とみなされない為には、利用履歴のあるカードの残債を全て返済をした後に所持するカード全てを解約する事が必要になります。

2、カード払いの延滞。カード払いの返済で、銀行引落しが出来ない場合には、催促の連絡が葉書などでカード会社から届きます。個人情報信用機関に登録される延滞は、2~3ヶ月以上の催促を無視して支払いをしなかった場合になります。引越しして手紙などの転送手続きをしないという方も、そのような手続きをしない人物という判断をされます。延滞情報が登録されると5年間、破産者となると10年は住宅ローンの借入はほぼ不可能となります。

また上記の延滞として個人情報信用機関に登録されなくても、何度も支払の銀行口座引落が出来ない状況と言うのは、住宅ローン審査に影響しますので、毎月引落し金額を把握して残高確認は必要だと思います。

3、リボ払い・分割払い。リボ払い・分割払いとは、利用件数や利用額に関わらず、毎月一定額の返済をしていく返済方法です。この支払は金利が高く、リボ払い付きのキャッシュカードは個人情報信用機関にも特別な返済機能付カードとして登録されます。住宅ローン審査には金利が高い借入をしている、リボ払いでしか借入が出来ない何かがあるとみなされる可能性もあります。住宅ローン審査前には、借入は完済もしくは借入が無ければ保持せずに解約しておくことが重要になります。

4、カード保有枚数。現在ポイント還元などがあるカードや高速道路利用時にETCカードとして保有している方も多いと思います。キャッシング機能が無いカードは殆どありませんので、その利用限度額が負債とみなされてしまう可能性もありますので、利用しないカード、利用頻度が低いカードは解約しておきましょう。

5、家族カードや専業主婦名義のカード。子供が20歳以上になると大学生とかに関係無く、家族で加盟できキャッシング機能付のカードを発行して貰えるカード会社もあります。家族カードの場合には、返済が世帯主の銀行口座引落とさせられるケースが殆どになります。

世帯主の方は家族が利用した買物やキャッシングが全て銀行口座から引落しとなりますので、引落しが出来ず延滞に注意する必要があります。家族のカード発行枚数分のキャッシング限度額の合計が負債とみなされますので、利用していないカードがあるのであれば解約しておきましょう。

不動産会社の営業として、お客様に融資の件でお話しする際に、失礼ですが重要なのでお聞きしたいのですが、カードで延滞した事がありますか?と確認してよく覚えていないという方は、延滞経験があるという方が非常に多いです。ただ住宅ローン審査に影響してくるのは、2~3ヶ月催促があっても払わない、もしくは払えないという金融機関からすると悪質だとみなされた方のみです。

ガソリンや高速道路で利用のETC等は次の月には一括で返済する方が殆どなので、余り気にする必要はありませんが、そこでもリボ払いしていたりすると住宅ローン審査には多少なりとも影響してきます。延滞経験など無い方は、自信をもってありませんと言う方が殆どではあります。

住宅購入を考えている方は、クレジットの利用状況や保有枚数なども考えてみて欲しいと思います。今回は住宅ローン融資に関係するクレジットカードの話でした。

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